うだまの神社オタクの日常

77話「お前がつくったその国、よこせ」


スポンサーリンク

国譲り神話にストーリーは突入



なんやかんやで黄泉の国から脱出し、地上の葦原中国に戻って来たクニヌシ。

なんやかんやで国造りを無事に終えることができました。

ところがどっこい、作り終わったその国をよこせと言う人物が現れます。

かの英雄スサノオの子孫であるクニヌシ。今や葦原中国を統べる大神です。

そう簡単に国を奪えるわけがない……と思いきや、国を譲れと言って来たのはかの最高神アマテラスでした。勝ち目なし。



アマテラスが派遣してきたいろいろな派遣員とのやりとりの後、「国、ゆずるから宮殿をつくってくれ」とクニヌシは言います。




そこで作られたのが、島根県にある出雲大社だと言われています。

なお、出雲を舞台とする神話をそのまま出雲神話と呼びます。

ヤマタノオロチ神話やクニヌシの神話などが含まれます。

この出雲神話は古事記の神代巻(じんだいかん)ではとても細やかに長く描写されますが

日本書紀には出てきません

国外向けに書かれた日本書紀に、国内の地方である出雲の歴史は

書く必要がないと判断された説が有力です。

しかし古事記は国内向けにかかれた本。

出雲はこのようにして征服された、という歴史を記すことによって

支配の正当性を説こうとしたものだと考えられています。

オマケ




今日の神社用語





 少名毘古那(スクナビコナ)



クニヌシと一緒に国づくりをした神様。

すごく小さな神様です。国づくりを進めますが、途中でスクナビコナは去ってしまいます。

途方に暮れていたクニヌシのところに、とある神様がやってきます。

簡単に言ってしまえば、クニヌシの分身(幸魂奇魂(さきみたまくしみたま))です。

分身は、自分を丁重に祀れば、あなたの国づくりを手伝ってあげましょうと語りました。

これが、今三輪山で祀られている大物主です。


クニヌシの神話のまとめ




イナバのヤガミヒメに求婚しにいく兄弟たちの従者としてついていくクニヌシ

途中でケガをした白兎を助ける

兎はお礼に「あなたこそがヤガミヒメと結婚するでしょう」と予言をする

怒った兄弟がクニヌシを二度殺害

黄泉の国にクニヌシが逃げる

そこでスサノオと、スサノオの娘スセリビメと出会い娘と結婚

スサノオが出した試練を乗り越え、クニヌシは地上に戻り兄弟を制圧、スセリビメと結婚↓
スクナビコナという神様と一緒に、葦原中国の国づくりをする

国譲り神話へ






Return Top